劇団「羅針盤」で4年前にメンバーが殺される。犯人であり、羅針盤のメンバーだった舞利亜の視点でストーリーが展開する。舞利亜は一体誰なのか…。
でも、ミステリーというより青春物語でしたね。そしてそれが良かった。
ミステリーとしてはつまんないので、そっちが好きな人には見所は無い感じ。
「羅針盤」の劇中劇のレベルの低さが残念でしたが、公式サイトに載った写真みたときはさえない印象だった草刈麻有が映画の中ではだんだんとかわいく輝いて魅力的になっていくのがいいですね〜。
顧問との対立はもう少し見せ方を考えて欲しかったなぁ。子どものワガママとヒステリーにしか見えなかったです。子どもだから理解できるんだけど、許容をちょっと越えてました。どう考えても顧問(戸田菜穂)は瑠美(成海璃子)に意地悪してるんじゃなくて特別扱いしてますって(えこひいきレベル)。
塩谷瞬さんの出番が少なかったのもちょっと残念。まああの役では仕方ないな〜。ストーリーにあまり絡まない役でした。
舞利亜が誰かってことなんですが、顔を隠しても声が…。足も…。小説で読む分にはいいんだけど、映像になると難しいですね
監督:長崎俊一
原作:水生大海
出演:成海璃子/忽那汐里/森田彩華/草刈麻有/黒川智花/戸田菜穂