シカゴの監督の作品ってことでみてきたんだけど、「シカゴ」の方が断然よかった。期待して多分、残念なデキの映画でした。
歌もダンスもすごくいいのに、とにかくストーリーがダメなの。薄っぺらくて、何もないの。おまけに女優の無駄遣いなのよ。
才能の枯渇したマザコンイタリア男の妄想なわけだけど、とにかく妄想に至る演出がしょぼい。
でも、歌とダンスはすばらしかったので、大きなスクリーンでみなきゃ価値がないと思いました。
歌とダンスを観に行ったと思えば満足な一本です。
ジュディ・デンチとソフィア・ローレンは立っているだけで格好いい。あんな風に年を取れたらステキだな〜
ニコール・キッドマンは本当になんとかならなかったのかという勿体ない扱いで残念。
しかし、この映画で一番凄いのはエンディングです。
監督は鬼や! まさに鬼や!
なんと、ノーメイクに近いリハシーンがインサート!
約一名、誰これ? 代役リハ? という女優ちゃんが
いやはや、女は化けますね
とりあえずCDは買うつもり。映画の出来は微妙なのに、曲にはどっぷり填ってます。
試しに聞いてみたい人は公式サイトにGO!
監督:ロブ・マーシャル
脚本:アンソニー・ミンゲラ
出演:ダニエル・デイ=ルイス/マリオン・コティヤール/ペネロペ・クルス/ジュディ・デンチ/ケイト・ハドソン/ニコール・キッドマン
・NINE@woman excite