2009年12月17日

映画「サヨナライツカ」の試写会へ行ってきました

サヨナライツカ ― Sayonara, toujours pres de moi (世界文化社)始まってすぐに思ったのは古くさい映画だなってこと。
タイの風景を堪能できるって前説でしたが、最近はタイロケ映画が一杯あるので新鮮みもなく、他の映画より魅力的に映しているとは思えませんでした。

昔ながらの邦画の雰囲気にあふれているし、バブル世代が若いころなら憧れたかもしれない感じの登場人物。
10年前に作っていたらタイムリーだったかもしれませんが、今の時代には合わないです。

中山美穂が沓子をやるには遅すぎました。
確かに中山さんは年齢よりずっと若く見えます。30代前半の若さです。
でも20代後半には見えない(CMのようにライト完璧ならともかく)。
お肌がもっとぷるぷるのときにやらなくては。

最後が現代と考えても、25年前は24才クリスマスと言われた時代です(そしてクリスマスケーキと言われながらも結婚しない女性が現れた時代でもあります)。
見合い結婚なら東垣内豊は25才くらい、光子は22才くらいと考えるのが自然。25年後の東垣内は50才前半。それにしてはあのふけメイクはひどすぎます。マネキンみたいなメイクでしたよ。
そして、タイ支社の仲良し(?)三人組が続いて社長になる世間の狭さ。
それに50才って社長になるには若すぎませんか?
30-35年後ならしっくりくるのですが。

「不倫は男のロマン、リアリティは必要ない」という考えなのかもしれませんが、今の若い世代にはロマン以前にピンとこないお話です。
中山美穂復帰作とあおった割には肩すかしな作品でした。

あ、中山美穂のベッドシーンが見たいんだ!世代にはちょっとだけうれしい作品かも。
でも、シーンは多いけど中山さんがはっきり見えるアングルは少ないから、妄想できる人むけと思います。

監督:イ・ジェハン
原作:辻仁成
脚本:イ・ジェハン 、イ・シンホ 、イ・マニ
出演:中山美穂、西島秀俊、石田ゆり子、加藤雅也、マギー

サヨナライツカ@ぴあ映画生活
サヨナライツカ@woman excite

posted by Yui at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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