
原作小説のネタバレありのあらすじも読んで、やっぱりいいやと思った映画でした。
泣けた。
苦しくて泣けた。
予想外な展開でした。
親の自己満足、しかも悪意のない行為に三人とも傷ついてるのに母親はそれより自分の気持ちが優先。
でも母親の親族みたらそういう思考なのも頷ける。
金は出さないが口は出す親戚は病院ではよくみる光景だもんね。父親の親戚がドライだから良かったけど、そうじゃなかったら即バトル開始だし。何より病人にプレッシャーかけまくって何したいのやら。まさに善意の押しつけ。受け取りを強制される側の気持ちはこれっぽっちも考えやしない。
しかしそんな大人たちに文句も言わず我慢してる子供たちの姿は心が痛みます。
どんなに辛くても子供は親が大好きなんだもん。
子供が三人とも辛く、かわいそうでした。
上から愛玩用、要らない子、搾取用でしたね。
土俵際で、誰も壊れることのなく人生を生きることが出来たのは本当に良かった。
でも、本当に土俵際ぎりぎりだったなぁと思います。
その辺のさじ加減が良かったですね。琴線震える作品でした。
監督・脚本:ニック・カサヴェテス
出演:キャメロン・ディアス/アビゲイル・ブレスリン/アレック・ボールドウィン/ジェイソン・パトリック/ソフィア・ヴァジリーヴァ/ジョーン・キューザック
・私の中のあなた@woman excite