日本人なら大概の人が知っているストーリーなので驚きや意外性はまったくないです。
でも、人と犬だか成立する純粋な愛情はやはりホロリとさせますね。
ボールを駅に持ってくるのエピソードは、その後の展開を容易に想像させるベタなものだけど、想像できるからハチに感情移入して悲しくなります。
パーカーのこと本当に好きだったね、あれが特別の時だったんだね、と。
具合の悪いうちの犬とダブらせて観てしまう分ホロリとさせられました。
やっぱり犬ものは鉄板です。
帰りがけに小学校高学年くらいの男の子が「マリと子犬の方が泣けたなぁ」と言うのが聞こえてツレが大受けしてました。
確かにマリと子犬の方が泣けますね〜。
でもあれを基準にしたら、勝てる映画がほとんどないぞ(笑)
しかし、ツレの希望で吹替版の方を観たけど、これは字幕版をみるべきだった。
ケンが最後にハチへ日本語で話しかけるシーンがあるのです。吹替版では画面下に英語の字幕が出るので気づいたのですが、ぱっとみにどういう状況か分からない。
日本犬のハチにこっそり日本語で話しかけたんですよね。
ちょっともったいないことをしました。
監督:ラッセ・ハルストレム
脚本:スティーブン・P・リンゼイ
出演:リチャード・ギア/ジョーン・アレン/ケイリー=ヒロユキ・タガワ